ホームページはじめました。
2014-08-01
八尾町は「おわら風の盆」で一躍全国的に有名になり、年間を通して観光客が訪れます。
たびたび、観光客の方に
「お寺の由緒を教えてください」
「本堂の中を見せてください」
「御朱印をいただけますか?」
と声をかけていただきますが、
残念ながら当寺院は浄土真宗につき、御朱印はありませんし、
観光を目的とした寺院ではありません。
ご門徒によって支えられている寺院であり、その礼拝の対象である仏さまは見せ物ではありません。
そのことをご理解いただければ、どなたでも参拝していただきたいと思います。
現代のインターネットの普及により、聞名寺の情報も掲載されることもありますが、
時々、当寺について間違った由緒をかかれているサイトをお見かけします。
それならば、こちらから聞名寺の歴史について情報を発信すれば、理解していただけるのではないかと思い、今回のホームページ開設となった次第です。
全国へ聞名寺の歴史や由緒の情報を発信すると同時に、
ご門徒の方にお寺をもっと身近に感じていただけるよう、
御法座の案内や季節の境内の様子、仏教についてお伝えしていこうと思います。
7月14日 定例法座が行われました
2014-07-14
7月14日 聞名寺仏間において定例法座が行われました。
朝のお勤めは、9時30分より
「顕真実教行証文類」
その後、奈良教区 吉野北組 光明寺住職 三浦性暁師より、ご法話をいただきました。
お昼のお勤めは、13時30分より
「正信偈 行譜」
引き続き、三浦先生からご法話をいただきました。
三浦先生には、昨年の4月に続き、2度目のご縁をいただきました。
今回のお話は、
ご讃題は、善導大師の「散善義」より
「信心正因」について
「人生は旅である」という言葉もあるように、旅に例えながら、
一、目的地がわからないと人は不安である
目的地は、お浄土である
しかしその目的地は、自分が見つけた目的地ではない
阿弥陀様に聞かせてもらった目的地である、ということ。
二、現在地がわからなければ、道はわからない
わからないから、確かな道を聞くしかない
でもそれは、もうすでに「南無阿弥陀仏」となって私たちに届いている
仏法を聞くのは、死の準備ではなく、
「この私の人生をどう生きるか」を聞かせてもらうということだ、と
お話いただきました。
法事
2010-08-07
「法事」(仏事)とは、仏法の事(仏の事)です。
人間の日常は、いつも「私事」(私の事)に明け暮れています。
自分の生活が最優先で、それに追われて精一杯になっています。
「忙しい…」。「その内に…」と、大切なことを後回しにしながら、目先のことに振り回されて生きています。
時には、亡き人を心に浮かべたり、故人との思い出に浸ったりすることもあります。
しかし、それ以外の大部分の時間は日常生活に追われ、亡き人のことなどすっかり忘れてしまっているものです。
私たちは、仏さまのことを忘れてしまいます。
しかし、仏さまは私たちのことを決してお忘れになりません。
仏とは、いつでも、どこでも、私のいるところに、一緒にいてくださる方なのです。
それに気がづけなければ、私を案じてくださっている仏さまの心は、いつまでたっても一方通行のままです。
普段は私事に明け暮れ、違う方向ばかり向いている私の心を、仏さまの方へと向け直して、心を通わせる機会が法事(仏事)なのです。
8月の行事予定
2010-08-04
4日 夏季講習 聞法のつどい(善解組主催)
9時30分~15時
講師:松尾宣昭師
7日 暁天講座(善解組総代会主催)
6時~
講師:藤島秀恵師
6日~8日
太子伝会
午前 9時30分~
太子堂 お勤め 「聖徳太子奉賛和讃早引き」
本堂 お勤め 「讃仏偈」
聖徳太子絵伝 絵解き
ご法話
午後 1時30分~
太子堂 お勤め 「聖徳太子奉賛和讃早引き」
「聖徳太子略縁起」拝読
本堂 お勤め 「讃仏偈」
聖徳太子絵伝 絵解き
ご法話
※太子伝会ではお昼に庫裏にて、冷たいそうめんを用意しております。
どなたでもどうぞお参りください。