永代経法要
2015-06-28
今年は都合により、6月22日、23日に永代経法要をつとめることになりました。
永代経とは、末長くお経が読まれるという意味で、
み教えがますます盛んになるようにとの思いからつとめられる法要です。
世間一般で言う「永代供養」のように死者に追善供養する意味ではなく、
亡き人を縁として、お寺に参詣し故人を追慕するとともに、 縁のあるお寺が永代続き、末代までみ教えが伝わるように、お寺の護持に参加し、
自分自身が聞法のご縁をいただく機会でもあります。
当寺では年に1度、6月21日、22日に、
中尊前(ご本尊の前)に全御門徒の法名(過去帳)を飾り、お勤めします。
み教えを私に伝えて下さったご先祖の遺徳を偲び、
何より私自身が聞法に励んで、
子や孫が代々にわたってみ教えを聞き慶ぶことが、「永代経」なのです。